今回敢えてそれ(=職業的意図)をメインから一旦降ろさせたのは、そもそもヒーラー職を含めてスピリチュアル系の職業が初めての人にとっては非常に分かりづらい印象を与えかねないということと、女性の自立支援や副業的な意図が多少なりとも含まれていたことも理由としてあります。
現在では女性の約6割が大卒(進学)、給与面や待遇面での格差はあれど「雇用機会」という面では男性とほぼ同様になりましたし、介護職や医療補助など昔からほとんど変わらない女性の多い職業でも、就職後の勤務環境は僅かながらも改善はしています。
夫婦共働き世帯が7割の時代です。当然と言えば当然です。
また2020は特にコロナ禍によってリモートワーク、副業が加速化した年でもあり、以前は副業はタブーだったのが現在では躍進的な企業ほど副業枠としての地位を中心に人事の設計がなされており、正社員という地位が必ずしもかつての威光を放つとも限らない世代です。(それどころか、正社員スタイルは一般に周知のとおり環境の変化に対して非常に脆弱なスタイルというところは昔となんら変わらない)
むしろ、幸い2021年現在では日本でもかつての海外の職業事情と同様に、大企業をはじめとしてほとんどが自営業を中心とした社会になっているため、その支援を意図したコンテンツが市場価値を生む時代とは言い難い状況=かつての私たちからすれば大変ありがたい状況です。あんなに頑なに侍制度を守ってきた日本をここまで改変させたくらいですから、すごいインパクトです。
そこで、ポストコロナ間近と云われる今の段階では、これからの20年を推定しつつも、新たな文化創造を主旨とした新陳代謝を敢行していくに丁度良いタイミングに差し掛かっていると感じています。
その背景もあって、ヒーラー職やインストラクター職を意図したコンテンツよりも、「新しい時代での実生活に役立つコンテンツ」を意図したものに再配置すべきだろうと考えました。